正月に実家に帰ったとき、かつての自室でいろいろなものを漁ってみた。
ダンボールの中から、今でも連載してる某バスケ漫画の第1巻が出てきて、
パラパラとページをめくってたら、最後のページに小さいノートの切れ端が挟まってて、
「ありがとう 井上」と書いてあった。
当時、バスケをはじめて浮かれ気分の11歳の自分が、ななめ後ろの席に井上さんという
女の子に貸したことがあって、その本だったんだけど
井上さんは病気がち(つーかなんか大病)で、いつも給食の時間になると
お母さんが迎えに来て帰ってしまう、やたら丁寧な言葉を使う女の子でした。
小学生ながら、本人には聞きにくくて担任の先生にいつも早退する理由を聞いたら
医者に許可されたものしか食べられない上に、1日中教室にいるのも体力がもたない
ことを教えられて、「それってすげー悲惨じゃね?」とか失礼なことを思いつつ
次の日、本人に「バスケやれば健康になるぜ」とか無茶なこと言って
某バスケ漫画1巻を貸したんだった。
そしたら、井上さんが学校に来れなくなった。
入院することになったって、お母さんが学校においてある荷物を取りに来ていて
しばらくしたら井上さんは亡くなった。
クラス皆で葬式に行って、その後、お母さんから貸していた漫画を渡された。
人生で同じ歳の身近なヒトが死ぬなんて初めてだったので、結構動揺して
その漫画もそのまま机の引き出しに入れて、失くしたと思ってたから
新しいのを買って、なんかとにかくやりきれなかった。
井上さんはバスケで健康になる前に死んでしまった。
19歳になって東京に行くとき、荷物を整理してて引き出しにあったその本を
ダンボールに入れて10年経って、今年の正月に初めてメモ書きに気付いて、
当時の学級写真を探して見たら皆とちょっと離れて写っている井上さんがいる。
俺は輪廻転生を信じてるから、多分井上さんはどっかで生まれ変わってバスケやって
健康になっててほしい。
突き指とかしたり。
人が人といられる時間はマジで短くて今の職場やバスケのメンバーと共有しているだって、
人生のトータル時間から見たら全然少ない。
だから何かを共有する時間は大切なのです。
そんなわけで、行くぜ2009年。
体調治って、やっと本気で始動。
ダンボールの中から、今でも連載してる某バスケ漫画の第1巻が出てきて、
パラパラとページをめくってたら、最後のページに小さいノートの切れ端が挟まってて、
「ありがとう 井上」と書いてあった。
当時、バスケをはじめて浮かれ気分の11歳の自分が、ななめ後ろの席に井上さんという
女の子に貸したことがあって、その本だったんだけど
井上さんは病気がち(つーかなんか大病)で、いつも給食の時間になると
お母さんが迎えに来て帰ってしまう、やたら丁寧な言葉を使う女の子でした。
小学生ながら、本人には聞きにくくて担任の先生にいつも早退する理由を聞いたら
医者に許可されたものしか食べられない上に、1日中教室にいるのも体力がもたない
ことを教えられて、「それってすげー悲惨じゃね?」とか失礼なことを思いつつ
次の日、本人に「バスケやれば健康になるぜ」とか無茶なこと言って
某バスケ漫画1巻を貸したんだった。
そしたら、井上さんが学校に来れなくなった。
入院することになったって、お母さんが学校においてある荷物を取りに来ていて
しばらくしたら井上さんは亡くなった。
クラス皆で葬式に行って、その後、お母さんから貸していた漫画を渡された。
人生で同じ歳の身近なヒトが死ぬなんて初めてだったので、結構動揺して
その漫画もそのまま机の引き出しに入れて、失くしたと思ってたから
新しいのを買って、なんかとにかくやりきれなかった。
井上さんはバスケで健康になる前に死んでしまった。
19歳になって東京に行くとき、荷物を整理してて引き出しにあったその本を
ダンボールに入れて10年経って、今年の正月に初めてメモ書きに気付いて、
当時の学級写真を探して見たら皆とちょっと離れて写っている井上さんがいる。
俺は輪廻転生を信じてるから、多分井上さんはどっかで生まれ変わってバスケやって
健康になっててほしい。
突き指とかしたり。
人が人といられる時間はマジで短くて今の職場やバスケのメンバーと共有しているだって、
人生のトータル時間から見たら全然少ない。
だから何かを共有する時間は大切なのです。
そんなわけで、行くぜ2009年。
体調治って、やっと本気で始動。
PR